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借金の踏み倒しのリスクと末路|債務整理の出口を丁寧に解説

借金の踏み倒しはできる?末路のリスクと安全な出口を解説

「督促を無視し続ければ、借金を踏み倒せるのだろうか」

借金の返済が限界に達し、そう考えてこの記事にたどり着いた方に、率直にお伝えします。

借金の踏み倒しはほぼ不可能です。放置した借金は遅延損害金で増え続け、最終的に給与や口座が差し押さえられます。借金問題には踏み倒し以外に、弁護士を通じた合法的な出口が必ずあります。

私自身、かつてパチスロで380万円の借金を抱え、「踏み倒せないか」と調べた過去があります。借金の踏み倒しを調べるほどリスクが明らかになり、最終的に債務整理を選びました。

この記事では、借金の踏み倒しのリスクを時系列で解説し、踏み倒しvs債務整理どちらがリスクが低いかを弁護士監修のもと徹底比較します。

目次

借金の踏み倒しとは?まず基本を整理する

借金の踏み倒しとは?まず基本を整理するのイメージ画像

借金の踏み倒しを選ぶ前に、まずその定義と基本的な仕組みを整理しておきましょう。

それぞれ詳しく解説していきます。

踏み倒しの定義:返済しないまま逃げ続けること

借金の踏み倒しとは、消費者金融・カードローン・個人からの借り入れなど、借金の返済をせずに督促を無視して逃げ続けることです。法律上は借金の「債務不履行」という状態に当たります。踏み倒しには大きく2つのパターンがあります。

一つは消滅時効(5〜10年)の成立まで借金の督促を無視し続けるもの、もう一つは夜逃げ・転居で借金の債権者から逃げようとするものです。どちらも現実的な解決策にはなりません。弁護士に相談すれば、踏み倒しより早く確実に借金問題を解決できます。

逮捕・刑務所には行かない(ただし詐欺罪は別)

借金を返済しなかった場合、返済能力がないだけなら逮捕されることはありません。日本では「お金が払えない」こと自体は犯罪ではなく、借金問題は刑事ではなく民事上の問題として扱われます(民事不介入の原則)。借金を抱えながら「逮捕されるのでは」と恐れている方も多いですが、それは誤解です。

ただし、最初から返済する意思がないのにお金を借りた場合は詐欺罪が成立する可能性があります。「逮捕はされない」は事実ですが、借金の踏み倒しによるそれ以外のリスクは深刻です。差し押さえや給与への影響は、逮捕よりも日常生活への打撃が大きい場合もあります。

消滅時効が成立すれば返済義務はなくなる

借金の消滅時効とは、一定期間返済をしなければ法的な返済義務がなくなる制度です。2020年4月の改正民法施行後、消費者金融・カードローンなどの借金は原則5年で時効が成立します。ただし時効を援用するには「内容証明郵便で時効援用の通知」が必要で、弁護士に依頼するのが確実です。

また、債権者が裁判を起こしたり、借金の一部でも返済したりすると時効は中断・リセットされます。借金を5年間逃げ切るのは、後述する理由からほぼ不可能です。

借金の踏み倒しが「ほぼ不可能」な理由

借金の踏み倒しが「ほぼ不可能」な理由のイメージ画像

「5年間無視し続ければいい」と思っている方に、現実をお伝えします。借金の債権者は時効を成立させないための手段を豊富に持っています。

それぞれ詳しく解説していきます。

債権者は時効が成立しないように対抗してくる

借金の時効が成立しないよう、消費者金融・銀行などの債権者は組織的に対抗します。具体的には、①督促状・内容証明郵便の送付、②裁判(支払督促・訴訟)の提起、③差し押さえの仮処分申請といった手段です。

裁判所が関与した手続きが行われると借金の時効は更新(リセット)され、また一から5年待たなければなりません。借金の回収を専門とする部門を持つ消費者金融は、何年放置しても必ず対抗措置を打ってきます。

夜逃げ・引っ越しをしても住所は特定される

借金の債権者から逃げるために引っ越しや転居をしても、現在地を突き止める法的手段があります。貸金業者は弁護士を通じて住民票の職権閲覧が可能で、転居後の住所を把握できます。また、現住所が不明でも「公示送達」という手続きを使えば、住所不明のまま裁判を起こすことができます。

夜逃げや引っ越しで借金の踏み倒しができると思っている方が多いですが、現実にはほぼ通用しません。むしろ転居費用や生活コストが増え、借金問題が悪化するだけです。

裁判・強制執行で財産を差し押さえられる

裁判で「借金を返せ」という判決が確定すると、債権者は強制執行による差し押さえを実行できます。差し押さえの対象は給与(手取りの4分の1まで)・銀行口座・不動産など、生活に直結する財産です。

給与の差し押さえは裁判所から会社に直接通知が届くため、職場に借金の存在が知られます。差し押さえは合法的な手続きのため、止める方法はほとんどありません。弁護士に依頼して債務整理を始めれば、手続き開始と同時に差し押さえを止められます。

踏み倒しを続けると何が起きるか——末路を時系列で解説

踏み倒しを続けると何が起きるか——末路を時系列で解説のイメージ画像

借金の踏み倒しを選んだ場合、時間の経過とともに状況は確実に悪化します。借金の滞納からの時系列を把握しておきましょう。

それぞれ詳しく解説していきます。

滞納1〜3ヶ月:督促・一括請求が始まる

借金の返済が1ヶ月遅れると電話・郵便での督促が始まります。2〜3ヶ月の借金滞納が続くと「一括請求(期限の利益の喪失)」の通知が届き、残債全額を一度に返すよう求められます。

消費者金融の遅延損害金は年率最大20%が上限(利息制限法)で、月10万円の借金でも1年放置すると2万円の遅延損害金が加算されます。この段階で弁護士に相談し債務整理を始めれば、借金問題を早期に解決できます。

滞納3〜6ヶ月:ブラックリスト登録・訴訟リスク

借金の滞納が3ヶ月を超えると、CIC・JICC・全国銀行個人信用情報センターなどの信用情報機関に事故情報(いわゆるブラックリスト)として登録されます。この情報は5〜7年間残り、クレジットカード・ローン・住宅ローンの審査に直接影響します。

さらに借金の滞納が長引くと、債権者が弁護士に回収を委託し訴訟(支払督促)を起こしてきます。裁判所から通知が届いた時点で、多くの方が初めて借金問題の深刻さに気づきます。この段階でも弁護士に相談すれば、裁判への対応と同時に債務整理を進められます。

滞納6ヶ月以上:強制執行・給料差し押さえ

裁判で支払い命令が確定しても無視し続けると、強制執行が実行されます。最も多いのが「給与の差し押さえ」で、会社に裁判所から通知が届き、借金返済のため手取り額の4分の1が自動的に差し引かれます。

銀行口座も凍結・差し押さえられ、生活費さえ引き出せなくなります。借金の踏み倒しより早く動いていれば防げたという後悔だけが残ります。差し押さえが実行される前に弁護士へ相談して債務整理の手続きを始めることが、唯一の有効な対策です。

踏み倒しvs債務整理——どちらがリスクが低いか比較

踏み倒しvs債務整理——どちらがリスクが低いか比較のイメージ画像

借金の踏み倒しと債務整理を冷静に比較してみましょう。実際にどちらのリスクが低いかは、数字で見れば明らかです。

それぞれ詳しく解説していきます。

踏み倒しを選んだ場合のリスク総まとめ

借金の踏み倒しを選んだ場合に生じる主なリスクを整理します。

リスク内容
遅延損害金年率最大20%で借金が膨らみ続ける
ブラックリスト5〜7年間、信用情報に傷が残る(踏み倒しも債務整理も同じ)
強制執行給与・口座・不動産が差し押さえられる
職場への発覚給与差し押さえで会社に借金が知られる
保証人への影響連帯保証人がいる場合、借金全額が請求される

借金の踏み倒しを続けても借金がなくなることはなく、遅延損害金で借金が増え続けるだけです。一方、弁護士に依頼して債務整理を選べばこれらのリスクを法的に止められます。

自己破産を選んだ場合の現実

自己破産を選択すると、裁判所の免責許可が下りたとき、すべての借金の返済義務が免除されます。デメリットとして「手続き中は一定の職業に就けない」「一定以上の財産は処分される」などがありますが、生活に必要な財産(99万円以下の現金・家電・衣類など)は手元に残せます。

ブラックリストへの登録は借金の踏み倒しと同じですが、借金がゼロになるため再建のスタートラインが明確です。債務整理による自己破産で早期にリセットするほうが、生活への影響がずっと小さくなります。借金問題を長引かせるより、弁護士に相談して決断するほうが得策です。

任意整理・個人再生という中間の選択肢

自己破産ほどの手続きを踏まなくても、任意整理や個人再生で借金を大幅に減らせます。私が選んだのも、この任意整理でした。

  • 任意整理:弁護士が債権者と直接交渉し、利息をカットした借金を3〜5年で分割返済する方法。裁判所を使わず手続きがシンプルで、弁護士費用も比較的抑えられます。
  • 個人再生:裁判所を通じて借金を原則5分の1に圧縮する債務整理の方法。住宅ローンを残したい方に向いています。

どちらの債務整理も借金の踏み倒しと違い、手続き完了後に新たな人生をスタートできます。費用の支払いが難しい方は法テラス(日本司法支援センター)の無料相談や弁護士費用立替制度も利用できます。

私が踏み倒しではなく債務整理を選んだ理由

正直に言うと、私も一時期「借金をこのまま無視し続ければどうなるか」と調べたことがあります。でも調べれば調べるほど、借金の踏み倒しは逃げ道ではなく、むしろ地雷原だとわかりました。

怖かったのは差し押さえよりも「会社に知られること」でした。それが一番嫌で、弁護士に相談する決断をしました。弁護士に相談してみると、任意整理で月々の返済が大幅に下がり、職場にも知られずに借金問題を解決できました。踏み倒しではなく債務整理を選んで本当によかったと、今も思っています。

よくある質問(FAQ)

借金の踏み倒しは犯罪になりますか?

借金の返済能力がなくて払えない場合は犯罪になりません。ただし、最初から返済する気がないのに借金した場合は詐欺罪が成立する可能性があります。弁護士に相談して合法的な方法を検討してください。

消滅時効が成立すれば本当に借金を返済しなくていいですか?

借金の時効が成立し、かつ「時効援用」の手続きをすれば返済義務はなくなります。ただし、債権者が裁判を起こすと時効はリセットされるため、借金を5年間逃げ切るのは現実的に非常に困難です。

差し押さえされる前に自己破産できますか?

できます。弁護士に依頼した時点で取り立て・差し押さえが止まります(受任通知の送付後)。借金の差し押さえが怖い方はすぐに弁護士へ相談してください。

友人からの借金も踏み倒せますか?

個人間の借金にも消滅時効(5年)はありますが、訴訟を起こされる可能性があります。友人関係の破壊というリスクも大きく、借金の踏み倒しはおすすめできません。

ブラックリストはいつ消えますか?

信用情報機関への登録は完済または債務整理完了から5〜7年で消えます。借金の踏み倒し中も登録されており、債務整理などで解決しない限り消えません。

弁護士相談の費用が払えない場合はどうすればいいですか?

法テラス(日本司法支援センター)の無料法律相談を利用できます。収入が一定以下の方は弁護士費用の立替制度もあります。借金問題の相談は費用がなくても可能です。

まとめ|踏み倒しより「今すぐ動く」ほうが人生を守れる

この記事では、借金の踏み倒しのリスクと、債務整理との比較を解説しました。

  • 借金の踏み倒しはほぼ不可能。放置するほど遅延損害金で借金が増え続ける
  • 夜逃げや引っ越しで住所を変えても、借金の債権者は法的手段で特定できる
  • 差し押さえになると給与・口座が凍結され、職場に借金が発覚する
  • 任意整理・自己破産などの債務整理は踏み倒しより低リスクで、確実に出口に到達できる

借金の踏み倒しを考えてこの記事を読んでいるあなたへ。踏み倒しは出口ではなく、借金と恐怖をずっと引きずり続ける道です。一方、債務整理は法律が定めた正当な手続きであり、誰でも利用する権利があります。

今日一つだけ行動するなら、弁護士への無料相談の予約を入れてください。それだけで、借金の取り立ては止まり始めます。

参考文献・出典

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この記事を書いた人

債務整理経験者 / WEBライター
30代男性。過去にパチンコで300万円以上の借金を抱え、任意整理で完済した経験を持つ。その経験をもとに、同じ悩みを抱える方に向けた情報発信を行っている。現在はデジタルマーケティングの仕事をしながら、借金問題に関するメディア運営を続けている。

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